Friday, February 20, 2009

日本円為替と海外投資

今回は、現在の円為替と海外投資、特にアメリカ、メキシコへの投資についてお伝えいたします。2009年2月現在、アメリカの1ドルが90円前後、メキシコペソは1ペソが6円前後で推移しています。1年前には1ドルが110円、1ペソが10円前後で推移していました。つまり、円が対ドルで20%、対ペソで40%の円高となっております。また、1年前には1ドルが11ドル前後だったのに対して、現在の1ドルが14ペソと対ペソに対して20%のドル高傾向にあります。
つまり、日本円をお持ちの方にとってメキシコへの投資はとても有利になっています。もちろんアメリカドルでのメキシコ投資も有利な状況は変わりません。つまり、この為替差を利用しただけで、以前は1000万円していたメキシコ家が600万円ほどで買えるということです。さらに、アメリカの不動産価格の下落を受けて、メキシコの不動産価格も下落しています。それも加えると以前の半額の値段でメキシコの物件を買うというのも珍しくありません。多くの中国人がツアーを組んで不動産を下見し、買い付けに来ております。彼らの金脈をかぎわける臭覚には頭が上がりません。また、彼らは投資目的だけでなく実際にそこに住んで人生を楽しむためにも使います。

現在のメキシコペソ安はアメリカ経済の影響を受けたもので、メキシコの金融機関、会社共に慎重になっているという心理的なものであり、実際のメキシコ経済には大きな問題はないのです。メキシコはまだ現金中心の経済取引をしているので、クレジットカードによる破産などはほとんどありません。また、退職後、メキシコで余生を過ごそうというアメリカ人やカナダ人は増えていますから、ベービーブーマーがリタイアするここ10年の間に確実に不動産需要も増加するでしょう。

さらに、メキシコの不動産投資を進める理由として固定資産税の安さです。アメリカでは年間1000ドル、2000ドルの固定資産税は珍しくありませんが、メキシコでは標準的な家で300ドル程度て済みます。景気が回復して買い手が見つかるまでの維持費や税金などが心配な方は、メキシコへの不動産投資をお薦めします。買い手が見つかるまでそこで自分自身が余暇を過ごすのもよいですから。

メキシコ バハ・カリフォルニア州 ロザリトビーチ
Casa Yasumin Group S.A. de C.V.
電話 800-311-8173(US) 619-564-4413(Mexico)
info@casayasumin.com
http://www.casayasumin.com/



Friday, February 6, 2009

税制・オバマ経済刺激策

オバマ新大統領が誕生し、アメリカも新しい第一歩を踏み出しました。
これから、総額8250億ドルの経済刺激策が実施されるでしょう。その政策案の一部で庶民に身近なものをご紹介。
労働者1人あたり$500のタックスクレジット
高等教育のはじめの4年間の授業料に対する$2,500タックスクレジット
初回住宅購入者に対する$7,500のタックスクレジット
詳細はこちらhttp://waysandmeans.house.gov/news.asp?formmode=release&id=846

また、環境ビジネスや公共インフラの整備などによる、政府支出の増加による雇用の創出をかかげています。しかし、経済専門家達はそれらの刺激策が実施されても、景気の回復は2010年までは難しいという見解を出しています。特に、アメリカの不動産市場では2009年中に平均で約10%の住宅価格の下落が予想されています。金融機関もローン審査の基準を厳しくしており、厳しい状況が続くでしょう。
しかし、不動産価格の下落、低利率の住宅ローン、車など大幅割引の可能性を考えれば、これまで、
貯蓄をしっかりしてきた方には、買い物をするのに良い時期であります。最近では、潤沢な現金を持った中国人がアメリカの不動産を買う為に「不動産下見ツアー」に参加してくるという情報もあります。
現在のアメリカは豊富な貯蓄を持つアジア人の購買欲に支えられています。しかし、とても賢い買い物方法です。

Financial One, Inc.
Tel: 800-311-8173
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LAカウンティー Prop 8 地価・不動産価格下落による不動産税再評価手続き

LAカウンティー Prop 8
地価・不動産価格下落による不動産税再評価手続き

LAカウンティーでは、カウンティー内にある不動産の所有者に対して、不動産税(固定資産税)評価額の再審査権を付与している。これは不動産税額計算の基準となる不動産価格(Assessment Value)を再度審査して、現在の市場価値が評価額を下回っている場合に、評価額を下げ、それにかかる税金も低く抑えるというもの。
すでに、固定資産税の請求書をもらっている方で、そこに書いてある評価額(Assessment Value)が現在の市場価値よりも高いとお思いの方は再審査請求をして、税金を低くしてもらう事が出来る。ただ、評価額は物件購入時の価格を基にする為、購入価格が現在の市場価値より低い場合には条件を満たすのは難しい。


必要事項
①申請フォーム
http://assessor.lacounty.gov/extranet/guides/prop8.aspxから
Prop8のフォーム「Decline-in-Value Reassessment Application」をプリントし、必要事項に記入する。
「Your Opinion of Value as of January 1, 2009」という欄では、
自分の近所で2009年1月1日に一番近い日に売れた物件がその基準となる。 比較物件は2軒選ぶことができる。同じ地域で、同じ広さ、ベット・バスの数の家が売れていれば良い証明となる。
それらは、不動産鑑定士のウェブサイトで大まかな地価と過去に売れた物件の情報を得られる可能性がある。

フォームを提出後、カウンティーの鑑定士があなたの申請書と情報を基に再審査に入る。
会計年度が始まる7月1日までにその申請が承認されれば、その年から新しい評価額で不動産税が決定される。

Financial One, Inc.
Tel: 800-311-8173
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