Friday, March 27, 2009

海外投資の可能性

現在の世界的な景気の後退により、株価・不動産価格が大幅に下落し、また急激な円高もあり、日本円での海外投資は今までになく有効であるといえます。数ヶ月前より落ち着きましたが、現在もまだドルに対しての円高は変わりませんし、ドル自体も対外国貨幣、例えばユーロ、ペソに対してドル高傾向にあります。そう考えると、円を持っている人はアメリカよりもその他の国への投資を考える方がいいかもしれません。アメリカでは経済刺激策により莫大な金額の税金を民間企業に注入しており、今後の増税は避けられません。さらにカリフォルニアに関しては州税の増税が引き上げられるのか確実です。また、不動産に関しても市場価値・住宅ローン利率が大幅に下落して買い時の時期ではありますが、自分が住む・テナントが決まっている場合を除いて、投資としての不動産購入は不動産税が高いアメリカでは経費が増える可能性が出てきます。市場価格の回復にはしばらく時間がかかると思われ、今回のサブプライムの影響で不動産価格上昇への警戒はすぐにはなくならないでしょう。

北米では、他にカナダとメキシコが経済大国で安定した成長を続け、多くの企業・投資家が投資先として目を向けています。カナダは地下資源が豊富でアメリカ・ノースダコタ州近くには大きな油田があり、オイル景気で湧いています。生活費はアメリカよりもやや安いですが、都市部での不動産価格はアメリカ並みの地域が多く、アメリカ経済への依存も大きい。不動産よりも地下資源を扱う会社や先物取引などが有利といえるが不動産投資よりリスクは高い。

メキシコは現在アメリカ国境での治安の悪さが取り上げられ、過剰な報道がなされている。治安の面から投資を控える人も多い。経済の面を考えれば、一部の観光地を除いて、メキシコではアメリカほどの不況は見られない。ただ、アメリカ経済の悪化により、メキシコの金融機関などは融資に慎重になるなどの警戒はある。しかし、メキシコはラテンアメリカの中心的な存在でもあり、ラテンアメリカの移民の目標の国でもある。また、バハ州はアメリカ・カナダ人の退職移住の土地として発展してきている。このところの治安報道とアメリカ経済の影響を受けて、不動産価格も下降傾向にあるが、麻薬ギャングの抑制、アメリカ経済の回復、ベビーブーマーの退職が重なる2・3年後には大きな価格上昇が期待できる。株投資の不安定さ、成長期待、ペソ安を考慮するとメキシコ不動産への投資は今が絶好の時期だ。

Casa Yasumin Group S.A. de C.V.
Rosarito, Baja California, Mexico

電話 800-311-8173(US) 619-564-4413(Mexico)
info@casayasumin.com


No comments:

Post a Comment